My Autumn Hojicha

わたしの
ほうじ茶ノート

秋と聞いてイメージする色は何色ですか?
色とりどりの紅葉の色、落葉焚きの火の色、大きな空に広がる夕焼け。
どれも深くて気持ちが落ち着くような秋の色です。

いつも私たちを風吹き渡る草原へ連れて行ってくれる煎茶も、少し手を加えると香ばしい香りがおいしい、秋色のお茶になります。
アルバムに秋の写真を集めるように、ノートに秋の詩を集めるように。
秋色のほうじ茶を生活に取り入れてみませんか?

POINT 1

ほうじ茶は煎茶から作られる

Hojicha leaf=Sencha leaf

ほうじ茶は煎茶から作られる

ほうじ茶と煎茶は同じ茶葉から作られます。
煎茶の茶葉を焙じる(焙煎する)ことで、独特の甘く香ばしい香りのほうじ茶となります。
ほうじ茶を煎茶から手作りするということは、煎茶としても楽しめるということ。
さらに、ほうじ茶から茶粥にすれば食べても美味しくいただけます。
その日の気分に応じて、一つの茶葉でいろいろな楽しみ方ができるのも自分でほうじ茶を作る醍醐味です。

ほうじ茶と煎茶は同じ茶葉から作られます。
煎茶の茶葉を焙じる(焙煎する)ことで、独特の甘く香ばしい香りのほうじ茶となります。
ほうじ茶を煎茶から手作りするということは、煎茶としても楽しめるということ。
さらに、ほうじ茶から茶粥にすれば食べても美味しくいただけます。
その日の気分に応じて、一つの茶葉でいろいろな楽しみ方ができるのも自分でほうじ茶を作る醍醐味です。

POINT 2

急がず、焦らず焙じよう

Don’t hurry!

急がず、焦らず焙じよう

TOOLS

焙じ器(焙烙ほうろく)

陶器でできた焙じ器です。取っ手の部分に穴が開いており、そこから焙じたものを取り出すことができます。

コンロ

ガスコンロでも問題ありません。
※IHクッキングヒーターは使用できません。

スケール

MYEでは昔ながらの天秤を使用していますが、今回は計量する茶葉の量が多いため、デジタルスケールを使用します。

MOVIE

【用意するもの】

焙じ器
カセットコンロ、もしくはガスコンロ
お好みの茶葉 10g
皿(焙じた茶葉を出すため)

急須(容量150ml)
茶杯
沸騰させたお湯 約150ml

【作り方】

① ガスコンロ、もしくはカセットコンロに点火し、中火で何も入れていない状態の焙じ器を10~20秒ほど熱し、完全に乾燥させる。

②10gの茶葉を焙じ器に入れる。(茶葉の量が少ないと焦げの原因になるため、最低でも10gから焙じるのがおすすめです。)
※10gでだいたい2〜3回(1回に3〜4g使用の場合)飲む事ができます

③茶葉が焦げないように小刻みに揺すりながら3~6分程度焙じる。(茶葉によって焙じる時間が異なります)

④全体的に茶葉の色が変わり、香ばしい香りがしてきたら火を止めて持ち手側の穴から茶葉を出す。

⑤焙じた茶葉から4g計量し、急須に入れる。

⑥急須の7〜8割ほどの分量のお湯を急須に注ぎ、30秒待つ。

⑦茶杯に注ぎいただく。

OUR RECOMMEND

ほうじ茶におすすめの茶葉

01 旨味の強い深蒸しの合茶

75g ¥2,484(税込)

旨味、水色、香り、どれをとってもほうじ茶の王道。
一口飲むと心の安らぎを感じる。

04 軽やかな旨味の浅蒸しの合茶

75g ¥2,484(税込)

上品な旨さが焙じてもなお残り、鼻からスッと抜けていく。ほうじ茶のほっこりしたイメージからは一線を画する上質で繊細な風味。

グレートミーティング

75g ¥2,268(税込)

焙じている時から周囲に広がる甘い香りが心を満たす。持ち味であるストレートな旨味は焙じることで深みを増し、満足度の高い1杯を作り上げる。

バルビゾン

75g ¥2,700(税込)

複雑な旨味が焙じることによってより華やかに変化し、まるで香り高い紅茶を飲んだ時のような後味を感じさせる。

POINT 3

お気に入りの焙じ具合を探そう

Which color do you like?

お気に入りの焙じ具合を探そう

自分で茶葉を焙じれば、気分や体調に合わせていろいろなほうじ茶を作ることができます。火を強くする、少し長めに焙じてみる。煙が出る前、ほんの少し香ばしい香りがしてきたら火を止める、など毎日少しずつ違う焙じ方をしてお気に入りを探してみましょう。

POINT 4

ほうじ茶をもっと楽しもう

Hojicha-Recipes

ほうじ茶をもっと楽しもう

実はほうじ茶は飲むだけでなく、食べてもおいしいのです。
MYEのお茶を焙じて作る煎茶焙じのお茶だと、ほうじ茶独特の香ばしい風味に加えて、煎茶の緑の風味も感じられ、味に深みが出ます。

【用意するもの】(4人分)

茶葉(焙じたもの) 6g
水 10カップ
米 1カップ
市販のお茶パック
塩 小さじ1

【作り方】
①茶葉を焙じ器に入れ、香りが立ち、少しこげ茶色になるまで炒り、市販のお茶パックに入れる。
②鍋に水10カップを沸騰させ、お茶パックを入れて煮立たせる。
③お茶の色が出てきたら、良く洗った米1カップを加える。
④再び煮立ってきたら、お茶パックを取り出す、塩小さじ1杯を加え、トロ火で20分くらい炊く。火を止めてしばらく蒸らしたら出来上がり。

お好みの漬物、梅干し、佃煮などを添えてもおいしく食べられます。

【用意するもの】(直径7cm程度のココット皿2つ分)

茶葉(焙じたもの) 10g
牛乳 250ml
粉ゼラチン 5g
水(ふやかす用) 大さじ1
砂糖 大さじ2

【作り方】
①小さいボウルに水を入れてゼラチンをふり入れ、ふやかしておく。(10分程度)
②茶葉を焙じ器に入れ、香りが立ち、少しこげ茶色になるまで炒り、市販のお茶パックに入れる。
③鍋に牛乳、ほうじ茶のパックを入れて中火で7分加熱し、煮出す。
④お茶パックをヘラなどで絞ってから取り出す。砂糖を入れて溶かし、沸騰直前に火から下ろす。
⑤①を入れてかき混ぜ、ゼラチンをよく溶かす。

⑥ゼラチンが溶けたらココット皿に注ぐ。ふんわりとラップをかけて粗熱を取り、冷蔵庫で固まるまで1時間程度冷やし固める。